ビート分析について

ハリウッド式のビートシートを改良したオリジナルの分析法を用いて、過去500本以上の映像作品を分析しました。興行映画の分析依頼や、企業内講習も実施しています。ここでは分析表の一例を紹介します。

以下は、分析シートの一例。

■物語の共通構造

古今東西の物語に共通する基本構造があり、それは名作と呼ばれる作品にも見出されます。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

『ショーシャンクの空に』

『タイタニック』

『東京物語』

■プロットタイプ

次に挙げる2作品はジャンルやキャラクターはまるで違いますが、プロット上では極めて似た構造を持っています。このような類似構造を「プロットタイプ」と呼びます(ヒーローズジャーニーの例)。プロットタイプを型として活用することで力強い物語が実現できます。

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』

『塔の上のラプンツェル』

■応用例

基本構造を応用することで、複雑な作品や様々なジャンルに活用することができます。

『マグノリア』(群像劇への応用)

『12人の怒れる男』(舞台演劇やワンシチュエーションドラマへの応用)

『そして誰もいなくなった』(小説への応用)

『トイ・ストーリー』(シリーズの比較)

『トイ・ストーリー2』

以上

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